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 コルブはドラゴンが眠る巣穴を見つけると、ドラゴンは鼻から煙を出していた。そこの空気でコルブの目は痛み、肉が剥ぎ取られた人間の骨で危うく滑りそうになった。野獣は横向きで寝ていて、その口と腹は獲物を待っているかのようだ。