ペリナルの歌

第8巻:啓示とアレ=エシュの死

[編者注:1巻から6巻に収められた文章は、帝都図書館所蔵のいわゆるレマン文書から採られたものである。この文書は、第二紀初期に無名の研究者によって集められたもので、古代文書の断章の写しからなる。古代文書のそもそもの出所は不明であり、いくつかの断章は同時期に書かれた(同じ文書からの断章という可能性もある)ものと考えられている。しかし、6つの断章の成立時期に関する学術的な合意は得られておらず、ここでもその断定は避ける]


「・・・ そして、私の半身とともに力を集めさせたのだ、その半身はその死すべきものの観念に光を与えた。それは[神々の] 喜び、それは自由、天にもその本当の意味は知られていない[だからこそ] 父なる・・・ [文章欠落]・・・ 協定より以前、最初の[日々?精霊?渦巻き?]・・・の中でこの世の憤怒を模して。[我々は] 今あなたをつれてゆく。我々の本当の顔を[見せて]やろう・・・ [それらは] 時がくるたびに失われた記憶の中で互いに食らい合う」