デルビン・マロリー 著
逃げ道が知りたいってか、ええ? 黒魔術師の家に入ったり、市警隊が仕掛けた罠にかかったりするのはもうたくさんだろう? それならこの本の隅から隅まで読むことだ。シャドウマークを識別できるかどうかで、財を成せるか腹を刺されて一生を終えるかが決まると言っても過言ではない。
この小さく巧妙な印は、スカイリムのあちこちにある… 多くの場合はドアの枠や建物の正面にあるが、泥棒が入ったことのある場所なら割とどこでも見つけることができる。これは言葉を直接交わさずに意思を伝達する方法。新人の泥棒が死んでしまったり、他の理不尽なことに巻き込まれないようにするためのものだ。それほど種類はないから、覚える時間がなかったなんて言い訳は聞きたくない。
まあいい、無駄話はこれで終わりにする。頭を切り替えて、少しばかり勉強を始める時間だ。
シャドウマークの用語解説
”ギルド”
これがギルドを示すマークだ。フラゴンの貯水池と同じくらい安全な場所だということを意味する。このシャドウマークを見たら、間違いなくギルドの一員が近くにいるということだ。
”安全”
通常、何らかの安全な逃げ道を見つけた時に残される物だ。罠が仕掛けられていない廊下や既に人が住んでない家とかな。これらを見たら、指している方向に進めば大丈夫だ。
”危険”
このシャドウマークを見たら、他の道を選ぶか命懸けで進め。これは、その先や扉の向こうに荒事が待ち受けているということを意味する。
”逃走経路”
さて、そう滅多にあることではないが(ギルド内で働きたいなら滅多にあってはいけない)、監獄に入れられてしまったらこの小さな美しいマークを探せ。このシャドウマークを見つけられたら、脱獄まであと少しだ。
”保護”
このシャドウマークは行ってもらいたくない場所につける。痛い目に合いたくなければ、その場所に立ち入らないよう示す物だ。これが付いた場所にいる人はギルドの保護下にあり、窃盗に入られたり殺されたりということがあってはならない。
”売買”
これはすぐにお気に入りのシャドウマークとなるはずだ。このマーク付近にいる人物は… 苦労して手に入れた盗品を適正な価格で買い取ってくれる。
”泥棒の隠し場所”
人から物を取ってばかりで誰かにあげるなんてことは絶対にしない、なんて誰が言ったんだ?タンスや中が空洞化している丸太の近くでこのマークを見つけたら、サプライズが待っている… 現場にいる泥棒へギルドからの贈り物だ。仲間に特典がないなんて誰もいってないだろう?
”戦利品”
このシャドウマーク付近には盗む価値のある物が存在する。こいつがあれば、ゴールド1枚しか持ってないような人たちの家に間違って盗みに入るようなこともない。
“空”
戦利品のシャドウマークの逆。これがある場所は無視しろ、中には何もない。