第三紀
年表の概要
第一紀の最後の年
ジャスパス・イグナティオウス 著
昔から「先祖と同じ過ちを犯す帝国市民は同じ運命を辿る」と言われてきた。これは本当かも知れないが、帝国の歴史はとても長く、我々の先祖がたくさんの過ちを犯してきたのも確かであろう。それは時に記録するのが難しいほどである。
本記録は帝国の最近の出来事--我々が第三紀と呼ぶ現時代--の簡潔な編集物の役割を果たしている。今までのところ500年に満たない時代ではあるが、広大で多様な帝国の歴史を学ぼうとする者への入門としては役立つであろう。それに、おそらくは過去の災厄を繰り返さないようにすることにも繋がるはずである。
こうして簡潔に整理してみると、この偉大な帝国がどれほど頻繁に統治者を変えたかを本当の意味で実感できる。事実、過去500年に起こった歴史的事件のほとんどが、帝国の支配を巡る変化なのだ。
1世紀
・第三紀0年:タムリエル地方の統一、第三紀の始まり
・第三紀38年:皇帝タイバー・セプティムの死と皇帝ペラギウスの戴冠
・第三紀41年:皇帝ペラギウスの暗殺と女帝キンタイラの戴冠
・第三紀48年:女帝キンタイラの死と皇帝ユリエル1世の戴冠
・第三紀64年:皇帝ユリエル1世の死とユリエル2世の戴冠
・第三紀82年:皇帝ユリエル2世の死とペラギウス2世の戴冠
・第三紀99年:皇帝ペラギウス2世の死と皇帝アンティオカスの戴冠
2世紀
・第三紀110年:島の戦い
・第三紀111年:アミエル・ラヌスが九大神の騎士を結成
・第三紀114年:女帝キンタイラ2世の死亡報告
・第三紀119年:ペラギウス3世誕生
・第三紀121年:ユリエル3世が皇帝に任命
・第三紀121年:レッド・ダイヤモンドの戦い
・第三紀123年 降霜の月23日:女帝キンタイラ2世、監禁中に密かに死亡
・第三紀127年:皇帝ユリエル3世の死と皇帝セフォラスの戴冠
・第三紀137年:ソリチュードの女王ポテマの死
・第三紀140年:皇帝セフォラスの死と皇帝マグナスの戴冠
・第三紀145年:皇帝マグナスの死と皇帝ペラギウス3世の戴冠
・第三紀153年:皇帝ペラギウス3世の死
・第三紀153年:カタリアが夫ペラギウスから王位を引き継ぎ女帝となる
3世紀
・第三紀200年:女帝カタリアの死と皇帝キャシンダーの戴冠
・第三紀202年:皇帝キャシンダーの死と皇帝ユリエル4世の戴冠
・第三紀247年:皇帝ユリエル4世の死と皇帝セフォラス2世の戴冠
・第三紀249年:リッチのキャモラン・アスーパーによる帝国侵略
・第三紀253年:キャモラン・アスーパーが“ナイトメアホスト”と共にドウィンネン地区を支配
・第三紀267年:キャモラン・アスーパーの敗北
・第三紀268年:皇帝ユリエル5世の戴冠
・第三紀271~284年:皇帝ユリエル・セプティム4世の様々な遠征
・第三紀288年:皇帝ユリエル・セプティム4世の軍勢によるアカヴィル侵攻
・第三紀290年:皇帝ユリエル5世の死と皇帝ユリエル6世の戴冠
4世紀
・第三紀307年:ユリエル6世が皇帝の全権力を掌握
・第三紀320年:ユリエル6世の死と女帝モリハーサの戴冠
・第三紀331年:“帝国へのポケットガイド”の再版が出版
・第三紀339年:女帝モリハーサの暗殺とペラギウス4世の戴冠
・第三紀389年:ジャガル・サルンが皇帝ユリエル・セプティム7世を裏切る
・第三紀396年:タムリエル全域で地域紛争が頻発
・第三紀396年:アルネシアン戦争
・第三紀399年:ジャガル・サルンの敗北
・第三紀399年:オルシニウムの発見
5世紀
・第三紀403年:ダガーフォールの王、リサンダスの暗殺
・第三紀414年:ヴァーデンフェル領地が和解に至る
・第三紀417年:“西方のゆがみ”が発生
・第三紀421年:グレイワインがクリムゾン・スカーを設立
・第三紀427年:ヴァーデンフェルにおけるブライト・カースの始まりとネレヴァルの登場
・第三紀427年:ソルスセイムの島に血の月のお告げがもたらされる
・第三紀432年:“帝国へのポケットガイド”の第3版が出版
・第三紀433年:皇帝ユリエル・セプティム7世の暗殺
・第三紀433年:“オブリビオンの動乱”
・第三紀433年:九大神の騎士が再結成