ヴァリエが行方不明になってから1週間が過ぎ、今やエンドラストも行方不明だ。戸口の向こうに延びた血痕を見つけたが、スラは彼らが突破口を見つけ、我々を発見から遠ざけようとしているのだと考えているようだ。
スラは進むべきだと言い続ける。我々は遺跡の別の部分“アニモンキュロリー”へ何とか押し進んだ。そこはドワーフがオートマトンを作る場所だ。
金属生物たちがまだ生きているという苦い経験をしても、ヤグの気分はまったく良くならなかった。彼女はカジートの兄弟は失踪に関わっていないと考え、スラに厳しい目を向けている。
食糧はたっぷりあるが、いずれは尽きてしまう。嵐に立ち向かうか、遺跡へと更に押し進むかすぐに決断しなくてはならない。寝ている時に聞いた悲鳴の残響は、行方不明の仲間のものなのか、それとも悪夢なのだろうか。