私は自分の人生のことを書くような者ではなかった。古くからの王の司祭たちは彼らの話が伝えたことにふさわしいが、ドロクトは単純な男だ。それに日記がないわけではないし、ここで私はどんな話も語らない。しかし、この忌々しい道具がしたことは私の頭の隙間に入り込んできた。それが解明されるまで去るつもりはない。

装置全体は箱がなければ、ただデッド・ホーカーのように固定される。箱を穴に入れると起動した。

我つなのにボタンは4つだけ? いずれにせよ、ほとんどの場合動かない。明りを準備してさらに開いても、役に立つようには見えない。ただ別の忌々しいものを作るだけだ。

このキューブを私に売りつけた老いたみずぼらしいカジートは“キューブに基づく道具を通して得られる知識を通る光”について何か言った。なぜ覚えているかというと、彼を押さえつけたくなるまで振り返ってそんなことを言わせられたからだ。

だからそうした。

離れようとしたが、オオカミが登って来て、その日のない化け物たちがタワーの外にいる。決着がつくまでここにいた方がいい。

そして、きちんと決着をつけるだろう。