手引書
ワップナ・ニューストラ 著
名誉教授




第一: 純金のみによって気質は整流され、真なる力の混沌より生まれた真の原理へと導く。よって、純金で満たされるマナの泉を創作し、泉の水面に純金を滴らせ。泉がもたらす危険な嵐より己を守る細心の注意を怠るな、なぜならば、これらの来襲は己の生命を枯れ果てさせるもととなる。



第二: 己の気質要素をもって、自身やその他の世界を混乱させぬよう、必要とする言葉を必要とする時に、違わず発するためにもこの優れた書を携行するよう心がけよ。



第三: この書のみから学べる適切な言葉をささやきながら、修復を望む品を己の手に取り、満たされた泉に浸せ。腸が私の知識への妬みで浸食され、間違いを多く盛り込み、すべてにおいてこの書に劣る彼らの手引き書の有効性を語るカーネソンやラッターの、汚れた中傷などに傾ける耳を持つなかれ。



第四: 己の傷は即座に治癒せよ、または神殿や治療師の前にその身を現せ。貴重なアルカナの復古を完全に果たそうとする者は苦痛や苦悩を負う。しかし、過度にその痛みに耐えることは賢明にあらず。苦しみがアルカナの効力を向上したり、崇高にするものにもあらず。カーネソンやラッターの思慮なき憶測に傾ける耳を持つなかれ、彼らの過ちや邪悪は造詣の浅い評論家にも一目瞭然なり。