アンアナー・オルム 著


I.
 私は唄う、斧の女王、エラベスの唄
 手斧1本、二振りで、エルムの木も真っ二つ。
 楽しむだけで、ヴァレンウッドも更地同然。
 テル・アルーンに居たときに、アルヘディルに教わった。
 突きに打撃に立ち回り、全部教えてもらえたの
 斧の華麗な躍らせかたを。

 彼は色々教えたわ、オークの棘つき斧のこと
 ウィンターホールド大好きな、6フィートの巨大斧
 西のエルフはくりぬき斧で
 肉を切り裂き、口笛の音。
 片刃の斧で頭2つ
 両刃の斧なら10個は並ぶ。
 暮らすところは伝説どおり
 彼女の心を大斧で、断ち割った人と一緒に暮らす。

II.
 ニエノラス・ウルワース、偉大な男は生まれも育ちもブラックローズ
 斧の勝負でエラベスに、勝れる唯一の男だわ
 木を切る勝負を1分間、彼女は50、彼53。
 その時彼しか見えなくなった。
 彼は言う、斧の取っ手が彼の恋人。
 それで欲望満たないときは
 ロリンシエという別の女性。
 怒り渦巻く斧の女王
 何か楽しい殺しかた
 耳でささやくメファーラと、計画授けるシェオゴラス
 夢見る気分で数週間、準備するのに大忙し。
 競争相手を夜誘拐
 死ぬか生きるか決めさせる。

III.
 沼地の家で目覚めると
 がらんとした家、三つの扉。
 エラベス少女にこう言った。
 1つの扉の裏側に、2人が愛するニエノラス。
 1つの扉の裏側に、飢えた魔族が棲んでいる。
 1つの扉の裏側に、自由に続く道がある。
 エラベス少女にこう言った、1つの扉選びなさい
 彼女の決断助けるために、選ばなかったら斧が決めると。
 ロリンシエ泣いて、エラベス後悔
 右の扉を開け放つ。
 沼地に続く道があり、暗闇の中を走り去り
 ロリンシエにも部屋を出ろと。
 聞かない振りしたロリンシエ、彼女の意思は固かった。
 扉を開けたロリンシエ、ニエノラスがだいたい立っていた。

IV.
 エラベス嘘つき、魔族はいない。
 第三扉の裏側に、ニエノラスの上半分。