これは、アシュランダーの賢女たちによる詩を集めた書。“いっそ塵になってしまおうか”は、グレイズランドのアヘムサ・アシュランダーの作である。


いっそ塵になってしまおうか

あなたの寒い未開の荒野で

そして私は贈るだろう

あなたの風に最後の賛歌を。


グアル飼いのために私は祈る

あの遊んでいるグアルに口笛を吹く。

狩人のために私は祈る

白き歩みの跡を追う。

あの賢者のために私は祈る

丘のふもとで探す、

あの妻が望みのため

亡くした子の手にあと一度だけ触れること。


失ったもののために私は祈りを捧げない

私の心は花を咲かせる

あなたの土から種のように

明日の太陽の下で新たに開花するのだから。